よくある質問

 総大本山はどこですか?

a. 京都市内に総本山と大本山が三ケ寺、東京、神奈川、長野、福岡に各 一ケ寺づつ大本山がございます。京都の総大本山は浄土宗開祖・お念仏の元祖様として知られる、法然上人の御遺跡地でもあります。また、総本山知恩院のある場所は平安時代に法然上人がお念仏を広められた最初の地として法然上人のお膝元であり念仏者の聖域にもなっております。

総本山
・ 知恩院(ちおんいん) 京都市東山区林下町400
http://www.chion-in.or.jp/index.php

1175年(承安 5年)
法然上人(ほうねんしょうにん)東山吉水の地に草庵を結び、専修念仏を初めて布教する
(43歳)

1697年(元禄10年)
東山天皇、法然上人に円光大師の諡号を賜う

1711年(宝永 8年)
法然上人五百年遠忌。中御門天皇、東漸大師の号を賜う

1761年(宝暦11年)
法然上人五百五十年遠忌。桃園天皇、慧成大師の号を賜う

1811年(文化 8年)
法然上人六百年遠忌。光格天皇、弘覚大師の号を賜う

1861年(万延 2年)
法然上人六百五十年遠忌。孝明天皇、慈教大師の号を賜う

1911年(明治44年)
法然上人七百年大遠忌。明治天皇、明照大師の号を賜う。

1961年(昭和36年)
法然上人七百五十年遠忌。昭和天皇、和順大師の号を賜う

2011年(平成23年)
法然上人八百年大遠忌。天皇陛下、法爾大師の号を賜う

浄土宗法然上人の大師号は8つ。
円光東漸慧成弘覚慈教明照和順法爾大師
(えんこうとうぜんえじょうこうかくじきょうめいしょうわじゅんほうにだいし)

天台宗の最澄さんの大師号は伝教一つ、
真言宗の空海さんは弘法一つのみ。

各宗派で複数の大師号を賜ったのは浄土宗の法然上人(8回)と黄檗宗の隠元禅師(3回)のみ

如何にお念仏の元祖法然上人が凄いお方であるか、一目でお判りいただけるかと思います。
大師号は「宗教的な正当性」というお墨付きを与えられたことにつながり、宗派にとっては民衆救済の教えを広める上で、天皇の権威や正当性というものが証明されたことになります。


大本山
・ 増上寺(ぞうじょうじ)東京都港区芝公園4丁目7-35
http://www.zojoji.or.jp/
増上寺は徳川家の菩提寺。また、徳川歴代将軍の墓所もある東京を代表する大寺院。
過日、安部元総理大臣の葬儀式が行われた場所でもある。安部家の菩提寺は山口県長門市の浄土宗寺院。

・金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)京都市左京区黒谷町121
http://www.kurodani.jp/
承安5年(1175)法然上人が比叡山の黒谷を下り、草庵を結ばれた浄土宗最初の寺院 。西山連峰、黒谷の西2キロの京都御所、西10キロの小倉山を眺み山門、阿弥陀堂、本堂 など18もの塔頭寺院が建ち並ぶ大寺院。幕末の京都守護職会津藩一千名の本陣にもなった場所でもあり新撰組などでも登場する。

・百萬遍知恩寺(ひゃくまんべんちおんじ)京都市左京区田中門前103
http://chionji.jp/

・清浄華院(しょうじょうけいん)京都市上京区寺町広小路上ル北丿辺町395
 http://www.jozan.jp/
京都御所内にあった念仏道場としての由緒があり、寺格のとても高い寺院。
貞観2年(860)、時の天皇である清和天皇の勅願により、天台宗の慈覚大師円仁が宮中(天皇の住まい)に禁裏内道場として建立したのが始まり。
皇室や公家の帰依は変わらず、境内の墓地には歴代の天皇の皇子・皇女の墓が営まれる。これは、清浄華院が天皇へ嫁した公家の女性たちの菩提寺であったためで、彼女たちが生んだ子が葬られたためである。
東山天皇の母、敬法門院(松木宗子)や桃園天皇母の開明門院(姉小路定子)も、生前より実家の菩提寺である清浄華院に帰依を寄せ、墓地内に築地塀で囲われた御陵を営んでいる。

・善導寺(ぜんどうじ)福岡県久留米市善導寺町飯田550
http://www.zendoji.jp/

・光明寺(こうみょうじ)神奈川県鎌倉市材木座6-17-19
 http://komyoji-kamakura.or.jp/

 

・善光寺大本願(ぜんこうじだいほんがん)長野県長野市元善町500
 http://www.daihongan.or.jp/

お伺いしたいことがあります。
浄土系には供養という概念はないと認識しているのですが、法事は供養ではなくて何なのでしょうか?

 a. 法然上人は供養について「仏に種々の供え物をする」ことと仰っております。
また五種正行の一つには讃歎供養正行があり、阿弥陀仏を讃歎し供養することが説かれています。供養を念仏往生のための助業とみなしていますので、飲食・衣服・供物等を、仏法僧の三宝や父母、師長(師や年長者)、亡者などに供えることも浄土宗では供養と言います。
ですので、法事でお念仏することも、死者に対して手を合わせることも供養となるわけです。

 法事の事前相談は可能でしょうか?

 a. お気軽にご連絡ください、日時、場所など御希望に沿った形で対応いたします。

 自宅での法事は可能ですか?

 a. 御供養に場所は関係ありません。喜んでお受けいたします。


 お墓の魂入れや人形供養だけでもお願いできますか?

 a. 可能でございます。

 ※開眼だけではなく閉眼供養も行っております。墓、仏像、土地、家 等...人形や思い出の品は、おあずかりしましてお焚き上げを行います。
丁寧に御供養をいたします。
(例:墓開眼:3万円より 人形供養:志納料3,000円より)

 

 

 お布施はどのくらい包めばよろしいのですか?

 a. 多くの方が心配されるお布施については目安を提示しております。
それでも心配な方には事前見積りをすることで 安心して仏事を行っていただけるように配慮しております。
お布施は、僧侶個人にではなく宗教(公益)法人であるお寺への寄付とお考え下さい。
「お気持ちで」と言われても困ってしまいますが、寄付額にいくらと書いてはありません。
ですので、実際にどれぐらいの額をお供えいただいているのかを、参考までに記します。

・当山でのお彼岸/お盆法要…3千円〜3万円ほどお納め頂く方が多いです。
・ご自宅でのお彼岸/お盆法要…1万円〜3万円ほどお納め頂く方が多いです。

・49日忌法要…5万円ほどお納め頂く方が多いです。
 ※墓石開眼、納骨などは別途1万円ほどお納め頂く方が多いです。

・法事/年忌法要…3万円〜5万円ほどお納め頂く方が多いです。
 ※一周忌、3回忌など 

・荼毘式…5万円〜7万円ほどお納め頂く方が多いです。

・一日葬/お骨葬…15万円〜30万円ほどお納め頂く方が多いです。
 ※葬儀・初七日・戒名授与

・通夜葬儀…20万円〜50万円ほどお納め頂く方が多いです。
 ※通夜・葬儀・初七日・戒名授与

・院居士、院大姉等の戒名に関してはご相談ください。

 ※お布施額はあくまでも目安です。
あまり心配なさらないでください。不安のある方は、ご相談下さい。

 以前の宗派とはちがうのですが?

 a. 過去の宗派は不問です。

 ※清浄院の仏様にお願いをしたいという気持ちがあれば、それだけで充分です。
宗派には色々とございますが、仏教はお釈迦さまがお説きになった教えです。


 本堂や墓地は造られるのですか?

 a.  令和元年7月に衆会堂「和」(なごみ)が完成いたしました。
 a2. 納骨堂の建立計画があります。墓地に関しては現在のところ公営墓地や民営の共同墓地をご案内しております。

 檀家にならなければいけませんか?

 a. 必ずしもその必要はありません。ご自身の判断でお決めになってください。
※今日では菩提寺を持たない方も多く増えてきており、当山では檀家ではない方のご葬儀やご法事もお勤めいたしております。 また、法要後に檀家になる必要もございません。
※過去帳への登録はしておりますが会費等はいただいておりません。


ご寄付に関して

 清浄院のサイトのご感想はいかがでしたでしょうか?!色々なお気持ちでこのサイトを見ていただけたかと思います。
 0からスタートした新しいお寺ですが、平安末に開かれた伝統仏教なのです。仏教はお釈迦様の教えから始まり、法然上人は阿弥陀様の教えを見つけました。当時その教えがどんなに人々を救済したことでしょう、そして今でもその教えは続いているのです。
 現代のお寺の役割とは何かと考えますと、科学の発展により大変便利になった一方、人との関わりが無くなってゆき、生き方に悩み苦しむ人々が多く現れているという事です。
 お釈迦様の教えはそういった迷い苦しむ人々を決してみはなさず、真理の教えで人々の心に生き方を伝えてくれることでしょう。私はお釈迦様の慈悲深い教えを伝え人の心を支える役割があるのだと考えています。
 このサイトをご覧になって私たちを応援したい、と思って下さった方は、ぜひ、清浄院にご寄付をお寄せ下さい。お寄せいただいたご寄付はお布施としてお預かりし、清浄院の活動方針に沿って大切に使わせて頂きます。また、毎日の祈りのなかで供養させていただきます。  合掌 住職拝




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